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Michigan in Tokyo 2018 | 日本経済の未来 国際競争を勝ち抜くための技術革新と産業構造改革

Saturday, May 19, 2018
2:00-8:30 PM
Off Campus Location
(こちらのサイトで事前登録をお願いいたします → https://leadersandbest.umich.edu/Tokyo-2018
(Registration is required. For the English-language registration site, go to: https://leadersandbest.umich.edu/Tokyo-2018-en)

Michigan in Tokyoは、日本国内および国際社会の重要課題をその分野のエキスパートによって議論・解説してもらい、その問題への日本での深い理解を奨励するとともに、情報の発信源としてミシガン大学日本研究センターの存在・役割を広く知ってもらうために毎年開かれるシンポジウムです。

本年度はミシガン大学日本研究センター70周年、およびトヨタ客員教授制度設立30周年という節目の年でもあり、日本経済に関する英語での最初の学術的研究が行われた大学で、自動車産業とは切っても切れない関係にあるミシガン大学の歴史に鑑み、日本経済と自動車産業の将来を中心的テーマとしてシンポジウムを開きます。

第4次産業革命とも言われる経済構造の転換期を迎えている現在、厳しい国際競争を生き抜くために日本企業はどのような取り組みをするべきなのか、また日本の産業構造にはどのような改革が求められており、そこからどのような技術革新が期待できるのか、といったテーマで、今注目される人工知能、ロボティクス、自動運転技術など自動車産業の最前線に関するパネル1と、よりマクロな視点から、イノベーションを生み出しやすい環境作り、デジタル時代の産業構造のあり方などについてのパネル2の二つのパネルで、それぞれにその道の最先端で活躍する方々にパネリスト・モデレーターをお願いして、ご議論いただきます。

このシンポジウムは日本語でおこなわれます。

スケジュール

14:00-14:15 開会の挨拶

● 筒井清輝 (ミシガン大学日本研究センター所長)

14:15-16:00 パネル1 自動車産業の未来:技術革新とモビリティーの将来像

パネリスト
● 鯉渕健 (トヨタ自動車先進技術開発カンパニー 自動運転・先進安全統括部 常務理事)
● 藤本隆宏 (東京大学大学院経済学研究科教授)
モデレーター
● 井原慶子 (カーレーサー・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任准教授)

過去何十年もの間、日本経済の牽引役を務めてきた自動車産業が現在大きな構造転換の局面を迎えています。ハイブリッドから電気自動車、水素燃料エンジンへと動力改革が進み、人工知能やロボティクス、自動運転技術などの技術開発も急ピッチで進む中、そこに自動車利用のオーナーシップ・モデルからシェアリング・モデルへの移行の可能性も絡み、自動車産業の未来は大きな可能性と不確実性に満ちています。この転換期の時代に日本の自動車産業はどのように立ち向かい、これまでに培ってきたノウハウ・強みを生かしながら、技術革新の波をどう乗りこなすことで、世界の中でのリーダーシップポジションを守っていけるのでしょうか。

これらの課題を受けて、トヨタ自動車で自動運転技術を中心に、すべての人が自由で安全に移動できる社会の実現を目指す、先進技術開発カンパニー 自動運転・先進安全統括部の鯉渕健常務理事と、東京大学ものづくり経営センター所長で、日本の統合型ものづくりシステムの研究の第一人者であり、トヨタ自動車など自動車関連の企業に関する研究でも有名な藤本隆宏東京大学大学院経済学研究科教授のお二人にパネリストとしてご登壇いただきます。さらに、カーレーサーとして「世界一速い女性」の名をほしいままにし、現在は女性カーレーサーの育成から自動車業界へのコンサルティングまで自動車関係の様々な分野で活躍する井原慶子慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任准教授に、モデレーターとして議論を進めていただきます。

16:00-16:15 休憩

16:15-18:00 パネル2 日本産業の未来: 日本企業の革新と産・官・学の役割

パネリスト
● 志賀俊之 (産業革新機構会長)
● 寺澤達也 (経済産業省商務情報政策局長)
モデレーター
● 深尾光洋 (武蔵野大学経済学部経済学科教授・慶應義塾大学名誉教授)

イノベーションの促進のため、健全な企業統治のため、など様々な側面から日本企業の革新の必要性が言われ続けていますが、その行程はまだ道半ばと言わざるを得ません。日本企業の伝統的な強さを生かしつつ、デジタル時代の国際競争を生き抜くためにはどのような企業改革が必要なのか、またそのプロセスで政府と民間が果たすべき役割とはどのようなものなのでしょうか。アメリカのように市場原理を重視し民間の活力を信頼する経済のあり方から、中国のように政府が国家戦略として民間を支援していくやり方まで、様々な産業育成のモデルがある中で、日本産業がこれから目指していく形とはいかなるものなのでしょう。さらに、大学などの研究機関に眠る知的資源や女性・高齢者などフルに活かされていない人的資源はどのように活用されるべきなのでしょうか。

こうした日本経済の将来を決める重要な諸問題について、日産の社内改革で中核的な役割を担い、現在は日本経済を担う新たなイノベーションの育成・創出のための官民ファンドである産業革新機構を率いる志賀俊之会長と、経済産業省きっての改革派で東芝メモリ売却など大きな案件に関わってきた寺澤達也経済産業省商務情報政策局長をパネリストに迎え、ミシガン大学卒業生で、国際金融と企業統治の分野で日本を代表する経済学者である深尾光洋武蔵野大学経済学部教授にモデレーターを務めていただき、議論を深めます。

18:00- レセプション(食事・ドリンク付き)

参加費 (上記リンク先の登録サイトから事前にクレジットカードでお支払いください。日本のカードもお使いいただけます。)

一般: $35
ミシガン大学卒業生・関係者: $15(ディスカウント・コードについては umcjs@umich.eduへお尋ねください)

協賛:University of Michigan Alumni Association in Japan
Building: Off Campus Location
Location: 東京大学 伊藤国際学術研究センター内 伊藤謝恩ホール (本郷キャンパス) Ito Hall in Ito International Research Center, University of Tokyo (Hongo Campus)
Event Type: Conference / Symposium
Tags: Alumni, Japanese Studies
Source: Happening @ Michigan from Center for Japanese Studies, Asian Languages and Cultures